匝瑳市ってどんなところ?
千葉県匝瑳市は2006年に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生しました。「匝瑳」という市名は難読漢字の一つであり、「読めない」「書けない」「どこにあるかわからない」という独特なキャッチフレーズで有名です。
千葉県北東部に位置し、人口34,643人(14,773世帯)、植木や苗木の産地として有名な町です。県庁所在地である千葉市から約40キロメートルに位置します。千葉駅まで電車で60分程度、東京までは特急で約90分、成田空港まで車で約30分で行ける利便性の高さが魅力です。
海外旅行が趣味の人や、都心に行く頻度が少ないテレワーカーにも人気の高い移住先です。
市街地の買い物環境は整っていますが、移動には車があると便利です。
車がない場合は「市内循環バス」を使うと良いです。200円均一で市街地を回れます。
匝瑳市は「海洋性気候」と呼ばれる、夏は涼しく、冬は暖かい気候が特徴的です。ちなみに冬でも降雪はほとんどありません。
都心部にお住まいで、夏の猛暑や「雪には慣れていないから、あまり積雪が多い地域に暮らすのは不安」という方にはおすすめの町です。
そしてその気候と、山と海の両方を有する立地から、食べ物がおいしいことも魅力的です。直売所などには、地元産の新鮮な野菜やお米があります。名産品の赤ピーマンはとても甘く、ピーマン嫌いの子どもでも食べられると大好評です。
観光スポットの多い九十九里浜の中でも、匝瑳市にある吉崎海岸はちょっとした穴場スポットです。海釣りやバーベキュー、サーフィンを楽しむことができ、日の出を眺めるのにも最適です。
匝瑳市では、生涯活躍できるまちづくりに取り組んでいます。
これは、子どもから高齢者まで、年齢や健康状態、障害の有無に関わらず、あらゆる人々が関わり合うまちづくりを目指すということ。その核となるJR飯倉駅前の地域には、次の4つのゾーンが整備されています。
* 認定こども園などの「子育てゾーン」
* サービス付き高齢者向け住宅を核とする「まちなか居住ゾーン」
* 特別養護老人ホームなどの「高齢者福祉ゾーン」
* 生涯学習施設などを備えた「交流ゾーン」
市ではこういった取り組みを通し、雇用、健康増進、趣味・ボランティア等の生きがいづくり、地域との交流などを促進しています。
移住をするにあたって、夢のライフスタイルを叶えたり、やりがいのある仕事についたりというプランを描きつつ、子育てをして、年を重ねてといった、数十年単位でのビジョンも大切にしていける町を目指しています。