袖ケ浦市

袖ヶ浦市は人口64,838人。東京湾沿い、千葉県のほぼ中央に位置し、羽を拡げた蝶のような形をしています。東部は市原市、西部は木更津市に接し、北部は鋸の歯のような形状で東京湾に臨んでいます。県庁所在地である千葉市から約25キロメートルの距離で、東京都の都心から30 - 40キロメートル圏内にあります。
JR内房線・JR久留里線を利用することができ、内房線を使えば千葉駅まで約30分とアクセス良好です。
またバスの交通網が発達しているのも袖ヶ浦市の特徴で、東京湾アクアラインを利用した高速バスに乗れば、品川駅や東京駅など東京都心に1時間でアクセスすることができます。
東京湾に接している袖ケ浦市は工業が盛んです。市の北西部の海岸は、京葉工業地帯が形成され、ここから電気、ガス、石油などの膨大なエネルギーが首都圏へと送られています。また、臨海工業地帯の造成を契機として、土地区画整理事業により宅地が形成されました。現在は、袖ケ浦駅の海側の地区で、土地区画整理事業が進められています。一方、内陸部の緑豊かな農業地帯では、稲作を始め、レタスやトマトの施設園芸や、里芋、大根、落花生などの生鮮野菜が栽培され、都市近郊の台所を支える食糧基地としての役割を果たしています。また、酪農も盛んです。
市内には、スーパーマーケットやドラッグストア、大型ショッピングモール、図書館や市民会館などが揃っており、生活しやすい環境です。　　
袖ヶ浦市の治安の良さは折り紙付きで、千葉県内でもとくに安心して暮らせる地域の1つです。駅周辺も静かで、騒々しい繁華街もないため、思わぬトラブルに巻き込まれるようなこともほとんどありません。
自然豊かなためか、住民も穏やかな人たちばかりで、ご近所とのつながりもつかず離れずの心地よい距離感を保っています。
また、子育てしやすい街として人気がうなぎ上りの袖ヶ浦市は、「待機児童数がほぼゼロ」、都会への流入が止まらない昨今の傾向とは逆を行くような「移住者の増加」という実績を残しています。